8月
株分けをして約1ヵ月半が経ちました。
3号ポット苗 苗の方は夏の高温と無肥料のため株元がやや黄緑ですが順調に
生育しております。
苗の状態 中心から新しい葉が3〜4枚出て株分けをした時の葉は両側から枯れてきてます。
根の張り具合 ポットから抜いて根の回りを見てみました。
左側が根の回りが悪いですが、品種や株分け時の苗の状態にも
よりますのでさほど気にしません。
培養土 鉢上げ
用土は赤玉土 6、ピートモス 3、バーミキュライト 1 の混合に腐葉土を混ぜて1年間放置してあった使い古しの土を適当に混ぜたものを使います。
古い土を使用しない場合は 赤玉土7・ピートモス 又は腐葉土3を目安にした一般的な用土を使いますが、田畑の土があれば適当に加えます。
バーミキュライトは、CECを上げるために使いました。
(CECについては下の段に書き加えておきました。)
4.5号に鉢上げ 今年は、4.5号鉢を使いました。
* 2010年から大輪は5号鉢、それ以外は4.5号鉢を使用。
肥料は油粕 施肥
植え替えて1週間くらいで肥料を与えます。
今回は昨年まで使っていた化成肥料が何処を探しても見当たらず定番の油かす(5・5・5)の大粒を1個使うことにしました。
CECとは
保肥力をあらわす数値のことで、土の中の養分を保持する能力を示します。
CECが低すぎると潅水をする度に肥料が流れ出るために肥料効率が悪く欠乏症が起こりやすい
逆に高すぎると高濃度障害で根やけ等の症状が起こりやすい。
私達が普段使用する園芸用土のCECについて
一番多く使う赤玉土や鹿沼土(無機土壌系)は値が非常に低く、単体で使用する場合は置き肥で管理した方が良いでしょう。
もっとも高いのはバーミキュライト(鉱物系)で、次にピートモスや腐葉土(有機物)です。ですから一般には赤玉土を主にピートモスや腐葉土を適当に混ぜて使います。
バーミキュライトは高価である事と、効き目が持続せず初期の段階だけです。また粉はあまり効果がなく排水を悪くします。